横浜商人とその時代
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横浜商人とその時代
(有隣新書, 50)
有隣堂, 1994.7
- タイトル読み
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ヨコハマ ショウニン ト ソノ ジダイ
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注記
文献:p223〜228
内容説明・目次
内容説明
幕末から明治半ばまでの横浜は、まさに貿易商人の活躍する舞台であり、なかでも、激しい盛衰を生き抜いた少数の生糸売込商は、短期間に莫大な富を築いた。また、彼らは生糸、茶、海産物などの営業品目ごとにグループを構成し、不平等条約のもとで居留外国商人と取引した。本書は、生糸売込商の原善三郎や茂木惣兵衛をはじめ、製茶売込商の大谷嘉兵衛ら七人の商人を取り上げ、明治・大正期の横浜の政治や文化に大きな役割を果たした彼らの生涯を、さまざまな角度から描き出し、“横浜商人”とその基盤となった港都横浜の具体像をも追求した意欲的な評伝集である。
目次
- 1 原善三郎—居留地貿易のリーダー
- 2 茂木惣兵衛—横浜最大の生糸売込商
- 3 吉田幸兵衛—歴史を記録した生糸商
- 4 早矢仕有的—新文明の輸入商
- 5 小野光景—港都のグランド・デザイナー
- 6 大谷嘉兵衛—商館勤めを経験した製茶貿易商
- 7 渡辺福三郎—江戸出身の海産物商
「BOOKデータベース」 より