魔の王が見る : バロック的想像力

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魔の王が見る : バロック的想像力

高山宏著

ありな書房, 1994.6

タイトル別名

Le voir du roi thaumaturge : pour déchiffrer Peter Greenaway

タイトル読み

マ ノ オウ ガ ミル : バロックテキ ソウゾウリョク

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内容説明・目次

目次

  • 1 ヴンダーカンマー(「小さな部屋」の大きな叡智—バロック驚異博物館瞥見;怪物のテクスト、テクストの怪物—渋沢龍彦博物誌;二〇世紀末〈驚異〉博物館への熱い思い入れ—荒俣宏の大構想;博物学的想像力—J・バルトルシャイティス)
  • 2 アルス・メモラティーウァ(宇宙、このすべてが繋がる劇場—「イエイツ・テーゼ」の真の射程;トータル・リコールの記憶術—フランセス・イエイツ以降覚書;記憶するファブリカ;権力のモデュロール)
  • 3 パースペクティヴ(魔の王が見る—遠近法のバロキスム;語れ、ハーマイオニー—シェイクスピア晩年劇の秘密;パピロマニアック—絵はすべからく「だまし絵」であること;「ものさし」のバロック—パラドクス体感;イリュージョンズ—「奇」と「偽」の世界)
  • 4 グリーナウェイ的(ガストロフィルム—『コックと泥棒、その妻と愛人』とその後;Ce tableau mort—一七世紀、オランダ、映画;This fruitful cinema—『英国式庭園殺人事件(画家の契約)』;These drippy frames—『プロスペローの本』;This marvelous possession—体感バロック;グリーナウェイぶり—サリー・ポッター『オルランド』;これこそバロック!—『ベイビー・オブ・マコン』)
  • 5 ポスト・スクリプト(誰が美術の夏を殺したか—蘇るマニエリスム、一九七七—一九九四)

「BOOKデータベース」 より

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