中世の変革と徳政 : 神領興行法の研究

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中世の変革と徳政 : 神領興行法の研究

海津一朗著

吉川弘文館, 1994.8

タイトル読み

チュウセイ ノ ヘンカク ト トクセイ : シンリョウ コウギョウホウ ノ ケンキュウ

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注記

関連論文一覧: p262-263

研究者索引: 巻末p1-3

鎌倉時代の神領興行法・適用事例年表: 巻末p4-13

内容説明・目次

内容説明

蒙古襲来の危機が深刻化する鎌倉後期、寺社領に吹き荒れた神領興行の嵐の背後に、幕府・朝廷が一致して推進した行政改革(リストラ)の動きを読み解き、日本史上の大転換期である鎌倉末・南北朝期をダイナミックに描く。

目次

  • 序章 問題の所在—転換期の一四世紀
  • 第1部 徳政と国家権力(弘安の神領興行法;弘安徳政の展開;正安の伊勢神宮諸御厨興行法;正和の九州五社神領興行法)
  • 第2部 徳政と荘園制(伊勢神宮の荘園制;宇佐八幡宮の荘園制;鎌倉幕府と東国寺社勢力)
  • 第3部 徳政と中世民衆(得宗・治天専制;悪党;内乱)
  • あとがき 徳政を受容した地点から
  • 鎌倉時代の神領興行法・適用事例年表

「BOOKデータベース」 より

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