「血液型と性格」の社会史 : 血液型人類学の起源と展開
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「血液型と性格」の社会史 : 血液型人類学の起源と展開
河出書房新社, 1994.7
改訂第2版
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ケツエキガタ ト セイカク ノ シャカイシ : ケツエキガタ ジンルイガク ノ キゲン ト テンカイ
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Note
世界血液型頻度表と解釈及び遺伝子頻度図: 巻末 p1-[71]
文献等の注: 巻末 p72-111
主要人名索引: 巻末 pi-iv
Description and Table of Contents
Description
A型は優性B型は劣勢とした白人優性差別思想。ドイツに始まった人種差別の偏見は、日本に入ってくるやたちどころに「性格学」に化けてしまった。昭和初年、陸軍、医学界、心理学会、官界を巻き込んで引き起こした「血液型と性格」の大ブームと騒動を徹底的に追う。
Table of Contents
- 第1章 「血液型人類学」のはじまり
- 第2章 「血液型進化論」の展開
- 第3章 軍隊と心理学
- 第4章 古川竹二の血液型気質学説
- 第5章 「探偵趣味の会」と「日本民族衛生学会」
- 第6章 血液型大行進
- 第7章 血液型と病気
- 第8章 時代の流れの変わり目
- 第9章 長崎医科大学事件
- 第10章 戦時下での血液型と性格
- 第11章 血液型にこだわる古畑種基
- 第12章 現在までの欧米の動向
- 補章 止むことのない社会病理
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