書誌事項

江戸の経済官僚

佐藤雅美著

(徳間文庫)

徳間書店, 1994.4

タイトル別名

江戸の税と通貨

タイトル読み

エド ノ ケイザイ カンリョウ

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注記

「江戸の税と通貨」(太陽企画出版 1989年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

家康が貯めた莫大な富も、綱吉時代には底をついた。明治政府が旧藩の借財を肩代わりしたが、負債総額は約四千万両。これが三百年の武士経済の総決算だ。薩摩が五百万両を踏み倒せば、熊本細川は踏み倒しの常習藩。米国総領事ハリスも金銀交換比率の悪用で巨利をさらった。しかし金は天下の回りもの、消費一方の武士が富を放出したから、町人文化も花開いたのだ。新直木賞作家が軽妙明解に説く江戸経済事情。

目次

  • 第1章 徳川幕府の台所事情
  • 第2章 経済官僚の知恵くらべ
  • 第3章 田沼意次と松平定信の経済感覚
  • 第4章 武士階級と貧窮
  • 第5章 江戸の貿易事情
  • 第6章 ハリスと相対した経済官僚
  • 第7章 江戸の通貨事情

「BOOKデータベース」 より

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