書誌事項

涙の歴史

アンヌ・ヴァンサン=ビュフォー [著] ; 持田明子訳

藤原書店, 1994.7

タイトル別名

Histoire des larmes : XVIIIe-XIXe siècles

タイトル読み

ナミダ ノ レキシ

大学図書館所蔵 件 / 189

注記

原著 (Editions Rivages, c1986) の翻訳

原注: p374-401

書誌: p406-422

索引: p423-428

内容説明・目次

内容説明

流転する涙のレトリックとそのコミュニケーションの論理を活写。こころとからだの間が語る近代性の深淵。ミシュレ、コルバンに続く感性の歴史学の話題作。

目次

  • 第1部 涙への嗜好、感情の交換(読書で流す涙;涙の交換とその規則;感動の良い慣用;劇場での涙;大革命下に涙を流す〈一七八九‐一七九四年〉)
  • 第2部 恥らいから乾きまで(新しい感受性のために;苦しみのひそやかな魅力;風俗研究)
  • 第3部 嗚咽の発作、感情の危機(感情の病;不安をそそる異常さ;大衆小説に見る涙;感動の社会的・政治的規範;メロドラムの不運)

「BOOKデータベース」 より

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