悪こそは未来
著者
書誌事項
悪こそは未来
こうち書房 , 桐書房 (発売), 1994.5
- タイトル別名
-
Jenseits der Nation
- タイトル読み
-
アク コソ ワ ミライ
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内容説明・目次
内容説明
旧東ドイツの「異端派」劇作家ハイナー・ミュラーが、東ドイツ解体を眼のあたりにしながら、「ドイツ統一」の先に来る「新しい世界—無秩序」を見据えつつ、現代の政治と演劇に批判の刃を突きつける。
目次
- 屍体偏愛は、未来への愛
- 思想は、根源的に罪悪となるもの—機械による時間の呪縛に対する武器としての芸術
- いまの事態は、あらゆる料理に同じソースをぶっかけた状態
- ドイツ所在不明—クライストへの注釈
- 悪こそは未来
- バウツェンもしくはバビロン
- 拡大したドイツの将来は?
- 一〇人のドイツ人は、五人のドイツ人より愚かだ
- 反省は命脈がつき、未来は芸術のもの
- モスクワからのニュース—クルツィオ・マラパルテ『ヴォルガはヨーロッパに源を発する』への序文
- 「異質性」へのオマージュ
「BOOKデータベース」 より