この北の風はどこへ吹く
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この北の風はどこへ吹く
未来社, 1994.7
- タイトル読み
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コノ キタ ノ カゼ ワ ドコ エ フク
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内容説明・目次
内容説明
北海道はどこへ行く。批評精神の横溢する文と写真で織りあげた辛口の北海道論。
目次
- 札幌の円山で、藻岩山で、西円山で
- 小樽の赤岩、オタモイ、そしてニセコへ
- 石狩川の石狩町界隅を歩けば
- 本庄陸男と小説「石狩川」
- 土屋文明、樺戸集治監跡を訪う
- 集治監ありし三笠、炭鉱ありし三笠
- 砂沢ビッキを想う
- 旭川にてもの思うかな
- 深川から羽幌まで、羽幌線がまだあったころ
- 心重し、三井芦別炭鉱のありし日々
- アイヌ民族と、沙流川と、二風谷ダムと
- 陸別はよき過去をいまに語りつぐ
- 軍馬之碑もあり、本別には
- 山本多助エカシの精神は不滅だ
- アイヌ民族弔魂碑を見る、国泰寺門前にて
- 室欄風物詩片々
- 有珠山に石仏を見んとまた登れば
- ここに函館のこの一見の価値がありて
- 奥尻島には賽の河原かくありし—
- 道ばたに石仏があちこちと、この森町は
- 枝幸で冬のオホーツクの海を見た
- 知床の木たち、鳥たち、けものたち、みんなで強く生きてくれ
- 炭鉱が消え、鉄道が消え、わが母校も消えた
- 過去はなにを伝え、なにを訴え、なにを未来に求めたのか—士別は挑戦した
「BOOKデータベース」 より