病因論研究 : 心身相関の医学
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病因論研究 : 心身相関の医学
(講談社学術文庫, 1142)
講談社, 1994.9
- タイトル別名
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Studien zur Pathogenese
- タイトル読み
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ビョウインロン ケンキュウ : シンシン ソウカン ノ イガク
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注記
Studien zur Pathogenese.原著第2版の翻訳
内容説明・目次
内容説明
フロイトに共鳴したヴァイツゼッカーは、内科学に精神分析を導入するという野心的な試みを行ない、独自の心身相関論を構築した。デカルト以来の心身二元論と、心身両者間の単線的な因果性を徹低的に排除し、心と身体が相互に原因と結果となって、円環の関係で一体となると主張する。発病を人生のドラマ、生活史のドラマと捉える観点の必要性を説いた画期的研究の初訳成る。待望の文庫オリジナル。
目次
- 1 ドラマ、その内容と形式面。興奮の移動。性と道徳性の役割。—扁桃炎
- 2 歴史性。いわゆる心因性。主体の導入。機能障害の分析。両価性と拮抗性。—尿崩症
- 3 悪循環。症状の発生。ある人物への結びつきの意味。—発作性頻脈
- 4 ヒステリー性麻痺
- 5 複視
「BOOKデータベース」 より