ハプスブルクの君主像 : 始祖ルードルフの聖体信仰と美術

Bibliographic Information

ハプスブルクの君主像 : 始祖ルードルフの聖体信仰と美術

大原まゆみ著

(講談社選書メチエ, 27)

講談社, 1994.9

Title Transcription

ハプスブルク ノ クンシュゾウ : シソ ルードルフ ノ セイタイ シンコウ ト ビジュツ

Available at  / 117 libraries

Description and Table of Contents

Description

対抗宗教改革の時代。ハプスブルク家の小さなエピソード「ルードルフと司祭」は、カトリック信仰のシンボルとなって様々に変容していく。そして、フェルメール『信仰の寓意』のカーテンに描きこまれたルードルフ一世。その意図はなにか。「寓意」とは…。社会的コンテクストのなかで図像を読み解く刺激的な書。

Table of Contents

  • 第1章 敬虔なる始祖—「ルードルフと司祭」伝承の成立と十六世紀までのその展開
  • 第2章 理想的カトリック君主—対抗宗教改革期における伝承の変容
  • 第3章 祝祭と演劇の中の「ルードルフと司祭」
  • 第4章 伝統と創意—スペイン領ネーデルラントを中心とする十七世紀の作例
  • 第5章 ルードルフに倣いて
  • 第6章 皇帝家礼賛—中欧のバロック美術
  • 第7章 フェルメールの『信仰の寓意』

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

Page Top