日本のレトリック
著者
書誌事項
日本のレトリック
(ちくま学芸文庫, [ア-8-1])
筑摩書房, 1994.10
- タイトル別名
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日本のレトリック : 演技する言葉
- タイトル読み
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ニホン ノ レトリック
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注記
底本: 「日本のレトリック : 演技する言葉」(筑摩書房 , 1988年1月刊)
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
一般に言葉とは、思考を表現するものといわれている。しかし、本当に心の中にあるすべてのことを言葉にできるのだろうか。自然の美しさ、恋の思い…言語に絶するこれらを表現するために古来より用いられてきたのが「言葉のあや」=レトリックである。『古今集』などの和歌から現代のコマーシャル・コピーにいたるまで、日本人の言葉の秘密をさぐり、さまざまなレトリックの可能性を論考する。
目次
- 1 仕立て—仕組まれた場違い
- 2 見立て—視線の変容
- 3 姿—見得を切る言葉
- 4 対句—意味に先立つ形
- 5 寄物陳思—思いに染まる言葉
- 6 掛詞—話題の交錯
- 7 縁語—言葉の連鎖反応
- 8 本歌取—創造のための引用
「BOOKデータベース」 より