金属物理学の基礎
著者
書誌事項
金属物理学の基礎
(物理学叢書 / 小谷正雄 [ほか] 編, 68,
吉岡書店, 1994.9-1995.2
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Fundamentals of the theory of metals
Основы теории металлов
Osnovy teorii metallov
- タイトル読み
-
キンゾク ブツリガク ノ キソ
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注記
原著英訳版(Artavaz Beknazarov訳, North-Holland, 1988年刊)の翻訳
原著: А.А. Абрикосов, Основы теории металлов, Москва: Наука, Гл. ред. Физико-Математической литературы, 1987
参考書籍:下巻p659-661, 文献索引:下巻p663-670, 事項索引:下巻p671-676
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784842702506
内容説明
固体物理学の最重要部分である金属理論の基礎的事項をこの分野で世界をリードしてきた著者が、固体電子論の立場から集大成したものである。メソスコピック系や高温超伝導セラミックスなどの新しい問題についても明快に解説されている。この上巻では第1部の「正常金属」をとりあげ、通常の金属でおこりうる殆どすべての現象が理論的にわかりやすく説明されている。
目次
第1部 正常金属(周期的結晶格子中の電子;電子フェルミ液体;電気伝導率と熱伝導率;散乱過程;金属の電流磁気的性質;熱電気現象と熱磁気現象 ほか)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784842702537
内容説明
本書は原著の第2部「超伝導金属」の翻訳である。超伝導工学の理論的基礎を開拓したこの分野の第一人者であるアブリコソフ教授が自らの手によって超伝導金属の実像を基礎から明快に説き示したものである。その中には注目の「高温超伝導体」が占めるべき位置も正しく与えられており、周到な配慮がなされている。最新の情報も含んだ、まさに金属の分野に関心のある学生、大学院生、研究者の得望の書である。
目次
- 超伝導の巨視的理論
- 微視的理論の基礎になる考え方
- ギンツブルグ‐ランダウ理論
- 第2種超伝導
- 超伝導体の運動学
- 超伝導体と正常金属の境界面
- 超伝導と磁性
- トンネル接合.ジョセフソン効果
「BOOKデータベース」 より