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美術史を解きはなつ

富山妙子, 浜田和子, 萩原弘子著

時事通信社, 1994.9

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ビジュツシ オ トキハナツ

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文献等の注: p235-240

Contents of Works

  • アジアの視座から : 画家として女として / 富山妙子著
  • 社会を映す鏡 : 西ドイツ美術 / 浜田和子著
  • 他者を位置づける視線 / 萩原弘子著

Description and Table of Contents

Description

画家としてアジアに視座を据え20世紀美術を振り返る。東西冷戦時代とその後のドイツ美術を切開する。オリエンタリズム、プリミティヴィズムを論じ、特権の集中をつくりだす現場としての美術史研究を批判する。三人の著者がそれぞれの視点で美術史、芸術観を問い直し、開かれたアートの世界を浮かび上がらせる。

Table of Contents

  • 普遍への問い
  • 1章 アジアの視座から—画家として女として(アジアの画家と束縛;近代・異文化との出会い;画家と20世紀;アジア・植民地の傷痕)
  • 2章 社会を映す鏡—西ドイツ美術(二度目の敗戦;冷戦構造と美術—消したい記憶;アウシュヴィッツ裁判—過去に目を向けて;「君の芸術は誰のためのもの?」;フェミニズム運動と美術;ベルリン社会と移民美術家;新しい理解へ)
  • 3章 他者を位置づける視線(オルセー美術館の庭から;オリエンタリズム;プリミティブな他者—『20世紀芸術のなかの「プリミティヴィズム」』展;他者は境界を踏み越えるか—『大地の魔術師』展)

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