マーラーの交響曲

Author(s)

• 金子, 建志 カネコ, ケンジ

Bibliographic Information

マーラーの交響曲

金子建志著

（こだわり派のための名曲徹底分析 / 金子建志著）

音楽之友社, 1994.10-2001.12

• [1]
• 2

Other Title

Die Mahlers symphonien

Title Transcription

マーラー ノ コウキョウキョク

Description and Table of Contents

Volume

[1] ISBN 9784276130722

Description

複雑で巨大なマーラーの交響曲は、自身が名指揮者だったこともあり、そのスコアの隅々に至るまで具体的かつ緻密な指示が書き込まれている。それはレパートリーにしていた作品でも同じで、しばしば大胆な編曲がなされた。しかし彼の早すぎる死は、いまだ解決できない多くの「謎」を残している。「ブルックナーの交響曲」の姉妹篇にあたる本書において、著者は膨大な資料をもとにこれらの謎に挑んでいる。〈１番〉〈２番〉では初期稿を中心に分析、ベートーヴェン〈第９〉の編曲版では複数の手稿譜を詳細に比較、〈６番〉では終楽章のハンマーが持つ意味を当時の証言から検討、〈１０番〉では各種の版と自筆譜の書き込みについて新研究を披露する。

Table of Contents

• 第１章　初期の交響曲
• 第２章　指揮者・編曲者マーラー
• 第３章　後期の交響曲

Volume

2 ISBN 9784276130753

Description

楽譜・録音・自身の指揮経験など、多彩な資料を駆使して名曲の全体像に迫る好評シリーズの第５弾は、シリーズ第２巻『マーラーの交響曲』の続編で、さらに詳細で徹底的な分析がなされている。“３番”では、指揮者としてのマーラーが初版をいかに改訂していったかを詳細に分析。シューマン“３番・ライン”マーラー版では、楽譜の検証とともに録音に残されたマーラー版の痕跡を探る。そして“１０番”５楽章補筆完成版について、各種実用演奏譜を比較しながら、「未完成だが全曲通して聴かなければその真価が理解できない」この大作の実像を明らかにする。さらに、ここ最近の録音や実演を通して、マーラー演奏の変化についても触れている。

Table of Contents

• 序章　永遠の探求者マーラー—あるいは変容する作曲家、指揮者
• 第１章　“３番”の改訂—作曲家マーラーＶＳ指揮者マーラー
• 第２章　シューマン“ライン”マーラー版—作曲家シューマンＶＳ指揮者マーラー
• 第３章　“１０番”５楽章補筆完成版—作曲家マーラーＶＳ後世の編曲者・指揮者
• 終章　マーラー演奏の最前線—“４番”の冒頭を手がかりとして

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Details

• NCID: BN11504533
• ISBN:
  • 4276130727
  • 4276130751
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: 2冊
• Size: 22cm
• Classification:
  • NDC8 : 762.346
  • NDLC : KD279
• Subject Headings:
  • BSH : Mahler,Gustav.
  • BSH : 交響楽
• Parent Bibliography ID:
  • BN14917198