ダイヤモンドと暗殺
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ダイヤモンドと暗殺
(中公文庫)
中央公論社, 1994.11
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ダイヤモンド ト アンサツ
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注記
上:暗殺篇||アンサツヘン
下:ダイヤモンド篇||ダイヤモンドヘン
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122021853
内容説明
安保で物情騒然の1960年。母のいとこの右翼・琴部忠勝の「一人一殺主義」に共鳴した十七歳の少年・羽根沢幹也は友人宅から名刀を盗み、革新党委員長・荒沼正次郎の暗殺を画策。ところが父の書いた小説によって、警視庁公安部の甲斐哲夫に察知され、暗殺計画は二転三転、凄惨な結末を迎える。戦後史に材をとった、テロルと錯綜する肉親の愛憎を描いた長篇推理サスペンスの傑作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122021860
内容説明
一九七五年、失明し自宅待機中の甲斐哲夫警部は、羽根沢幹也の姉・麻子の書いたエッセイ「人と宝石の美しさ」によって、十五年前の事件の結末に疑惑を抱き、娘の助けを借りて捜査を再開。事件の鍵を握るのが、幹也の盗んだ名刀の柄に嵌め込まれていた宝石であることを突き止めた盲目の警部の執念は、さらに驚くべき真実に辿り着く。母と子、父と娘、姉と弟、男と女、数々の愛が交錯するサスペンスロマンの完結篇。
「BOOKデータベース」 より