書誌事項

生きている心臓

加賀乙彦著

(講談社文庫)

講談社, 1994.8

タイトル読み

イキテ イル シンゾウ

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784061857360

内容説明

幸せな花見の後、天木家を不幸が襲った。主の有作が交通事故で脳死となったのである。精神科教授であり、敬虔なクリスチャンであった彼は、死後の臓器の提供を書き残していた。妻の蝶子は遺志を継ぎ、胸部外科蒲生助教授に申し出た。覚悟を決めた蒲生は、瀕死の心臓病患者に、密かに移植手術を行った。
巻冊次

下 ISBN 9784061857377

内容説明

手術は成功し、重症者を蘇生させたが、蒲生と蝶子は、厳しい闘いに直面した。移植反対派の抗議、マスコミの取材、身内の反目等が渦を巻き、「死」の認定をめぐって緊迫する。—脳死を死と認める立場から、死者の贈り物が他の人を生かし続けて、切実な共生の喜びとなる様を描く、愛と救済の長編小説。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN11693618
  • ISBN
    • 4061857363
    • 4061857371
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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