魔法の書
著者
書誌事項
魔法の書
(文学の冒険)
国書刊行会, 1994.11
- タイトル別名
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El grimorio
- タイトル読み
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マホウ ノ ショ
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収録内容
- 魔法の書
- 将軍,見事な死体となる
- ツァンツァ
- 亡霊
- 船旅
- 事例
- 身軽なペドロ
- 空気と人間
- 手
- 屋根裏の犯罪
- 道
- 水の死
- 決定論者の妖精
- 授業
- ファントマ,人間を救う
- 解放者パトリス・オハラ
- アレーホ・サロ,時のなかに消える
- 森の女王
- ニューヨークの黄昏
内容説明・目次
内容説明
古本屋で見つけた一冊の本はキリスト生誕以来の歴史を物語る魔法の書物だった。けっして終わりまでたどりつけない不思議な本の物語「魔法の書」ミステリ狂の医者が自らの手で完全犯罪を成し遂げようとする。計画通りにすべてが運び、満ち足りた悦びに浸れるはずが…「将軍、見事な死体となる」民族学に興味を持つ中学校の歴史教師がインディオの村から持ち帰ったのは小さな小さな人間の首だった。それを契機に浮かびあがる夫婦の愛憎劇「ツァンツァ」そのほか、身体がどんどん軽くなっていく男の話「身軽なペドロ」天使を素手でつかまえようとする無謀な試みの行く末「天使をつかまえた手」人間のようになるために魔法を禁じた妖精の国の話「決定論者の妖精」など、ユニークなアイデアと洗練された語り口で読む者を魅了する作品集。
「BOOKデータベース」 より