「赤ずきん」の秘密 : 民俗学的アプローチ
Author(s)
Bibliographic Information
「赤ずきん」の秘密 : 民俗学的アプローチ
紀伊國屋書店, 1994.12
- Other Title
-
Little red riding hood
- Title Transcription
-
アカズキン ノ ヒミツ : ミンゾクガクテキ アプローチ
Available at / 71 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
「赤ずきん」についてさらに調べたい人のために: p300-313
Description and Table of Contents
Description
赤い色のずきん、またはケープを身にまとい、祖母のところへ食べ物と飲物を入れた籠を持ってお見舞いに行く小さな女の子の話—「赤ずきん」は「シンデレラ」や「白雪姫」と並び、日本でもよく知られている外国の民話だ。なかでも有名なのはグリム童話の「赤ずきん」だが、実際にはグリム兄弟に先立つペロー版をはじめ、ヨーロッパのみならずアジアにまで多くの異話が分布している。その語り口や話の筋も、さまざまな変遷を経ており、多くの謎が秘められている。本書ではこうしたさまざまな「赤ずきん」像を紹介、実証科学的に考察するとともに、「赤ずきん」の解釈をめぐる多様なアプローチの12篇を収録した。
Table of Contents
- 「赤ずきん」は神話か?
- 赤ずきん—小さな五月祭の女王
- 赤ずきんは自由の帽子をかぶっているのであろうか
- 男性による創造、投影としての「赤ずきん」
- 「児童期」観と子供の民話:テストケースとしての「赤ずきん」〔ほか〕
by "BOOK database"