ドイツの宗教改革
著者
書誌事項
ドイツの宗教改革
教文館, 1992.10
再版
- タイトル別名
-
Die Reformation im Reich
- タイトル読み
-
ドイツ ノ シュウキョウ カイカク
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注記
原著第2版の翻訳
文献リスト: 巻末p1-14
1996年4月1日発行の奥付には「4版発行」とあり(ページ数と大きさは同じ)
内容説明・目次
内容説明
農民は宗教改革者たちと同じ要求—純粋な福音、司祭選挙、共同体による教義決定—をもち、反キリスト教的体制に抗して農民戦争を起した。しかし、宗教改革者たちが領邦君主と結びつくと、農民は鎮圧された。政治史、社会史的資料研究をふまえた、挑戦的な概説書。
目次
- 第1部 教会と宗教改革(民間信心と教会批判—宗教改革運動の発端の状況;神学の基本的見解とその社会倫理的帰結;宗教改革神学の多様性)
- 第2部 社会と宗教改革(貴族の宗教改革神学受容;宗教改革—「都市の現象」か;福音対封建制—農村社会における宗教改革神学の受容;宗教改革少数派の辺境への逃避—歴史からの再洗礼派の脱出;宗教改革と社会—図式的な解釈の試み)
- 第3部 国家と宗教改革(ヴォルムスからシュパイヤーへ—領邦国家単位での宗教改革の定着;カッペル戦争とシュマルカルデン戦争—宗教改革をめぐる軍事的対決;1555年のアウクスブルク帝国議会と宗教和議;宗教改革の政治的利用)
- 宗教改革—帝国における時代の変り目か
「BOOKデータベース」 より