書誌事項

柳田国男と事件の記録

内田隆三 [著]

(講談社選書メチエ, 40)

講談社, 1995.2

タイトル読み

ヤナギタ クニオ ト ジケン ノ キロク

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注記

註: p218-227

文献案内: p228-231

索引: p236-238

内容説明・目次

内容説明

ある一家心中事件をめぐって生み出されたいくつかの言説。法の言説と新聞報道。「新四郎さ」そして「山に埋もれたる人生ある事」。事件の季節は入れ替わり、新たな動機が付与される。柳田はその独特の方法をもって何を語ろうとしたのだろうか。事実…。そしてその記録が描きだそうとした歴史の意識とは…。本書は、社会記述の方法をめぐるスリリングな論考である。

目次

  • 第1章 抽象する視線
  • 第2章 可視性の場
  • 第3章 描かれた構図
  • 第4章 事件の現場

「BOOKデータベース」 より

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