聖域の伝統文化
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聖域の伝統文化
関西大学出版部, 1995.2
- タイトル読み
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セイイキ ノ デントウ ブンカ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、歴史学・民俗学・文化人類学の立場から、現在も伝統として残っている「聖域」や「聖地」の問題を考察する。京都の神社の祭祀圏・一揆の空間意識・住居内の神棚・鯨船神事・山と里の対立構造・宇佐八幡の放生会・バリ島の祭礼・琉球王朝の祭祀などを題材にして、多面的に聖域をとらえる。
目次
- 神々の領域—京都の氏子区域の形成
- 一揆における結集の場
- 厄年の習俗からみた神棚
- 鯨船神事の成立—民俗的背景からみた一試論
- 女人禁制と山の神—女性差別をめぐる山と里の対立構造
- 宇佐八幡放生会と水神祭
- バリ島のウサバ・カサ祭礼—主たる儀礼行動と儀礼空間との関係を中心に
- 琉球の王と神女
「BOOKデータベース」 より