仏教の中国伝来
著者
書誌事項
仏教の中国伝来
せりか書房, 1995.2
- タイトル別名
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The Buddhist conquest of China : the spread and adaptation of buddhism in early medieval China
- タイトル読み
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ブッキョウ ノ チュウゴク デンライ
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注記
1959年刊行の原著の全訳
その他の訳者: 成瀬良徳, 渡会顕, 田中文雄
文献: p473-478
内容説明・目次
内容説明
仏教が中国に流布していく過程を、その時代の政治的動向と思想潮流の変遷に緊密に擦りあわせて、資料の公式的記述に隠された歴史的コンテキストを読み解き、さらに政治的状況の劣悪化や反仏教陣営の攻撃から仏教を護り、中国に根づかせようと努めた仏教者たち、道安のように学問的探求に生涯を棒げた人、単に学匠であるだけでなく中国人の知らなかった信仰世界を発見した廬山の慧遠といった人々に注がれる崇敬の念を込めた、著者の熱い願差が写し出す、初期中世中国に繰り広げられる驚嘆のドラマ。
目次
- 第1章 序論
- 第2章 歴史概観—1世紀〜4世紀初頭
- 第3章 建康、南東部の仏教(およそ320〜420年)
- 第4章 襄陽・江陵・廬山—北方仏教の影響
- 第5章 「信仰の護持」—4世紀、5世紀初頭の反僧侶主義と護教
- 第6章 化胡—仏教の初期闘争史
「BOOKデータベース」 より