ありふれた老い : ある老人介護の家族風景

書誌事項

ありふれた老い : ある老人介護の家族風景

松下竜一著

作品社, 1994.12

タイトル読み

アリフレタ オイ : アル ロウジン カイゴ ノ カゾク フウケイ

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内容説明・目次

内容説明

いずれ誰もが経験する、ありふれた老いをめぐる、ありふれた家族の風景—在宅介護の苦労のすえ、ストレスで倒れる妻。「死んだほうが…」と呟き、老人ホームから帰れる日を待つ老父。おじいちゃんの下の世話をする潔癖症の孫娘。危篤騒ぎで久しぶりに集まり、話をはずませる兄弟たち。哀切きわまる高齢者病棟の老人たち。そして、沈黙の老父の脳裏には、幼い日の子供たちの姿が駆けめぐっている…。

目次

  • 1 松下家の“老人問題”の幕開け—それはドタッ!で始まった
  • 2 老人ホーム入所…悲惨という言葉は禁句に
  • 3 父の危篤で兄弟が勢揃い…思いがけない新年会
  • 4 入院…子供になってゆく父
  • 5 在宅介護…一家が共倒れの危機に
  • 6 父の人生…貪ることを知らないつましい一生
  • 7 再入院…つらさがつのる老人病棟
  • 8 最後の元旦を迎える…この病棟だけは餅は出ません
  • 9 危篤、そして奇跡的な蘇生…魂をつなぎとめる
  • 10 命の最後のたたかい…食べることをやめた父の口

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN12313133
  • ISBN
    • 4878932139
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    254p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
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