中世日本の政治と史料
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書誌事項
中世日本の政治と史料
吉川弘文館, 1995.5
- タイトル読み
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チュウセイ ニホン ノ セイジ ト シリョウ
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注記
内容: はしがき, I: 越後中世史と上杉家文書(「越後における守護領国の形成」-「戦国通交文書の一側面」), II: 南北朝内乱史の一齣(「足利直義の立場 その一」-「観応擾乱」, 付編「南北朝期仙台地域の政治状況概観」), III: 史料の批判と解釈(「以仁王「令旨」試考」-「中世後期武家の贈答おぼえがき」), 付論(一「義教とその室」, 二「後鑑」), あとがき, 索引
文献等の注: 章末
初出一覧: p367-368
索引: 巻末
収録内容
- 越後における守護領国の形成 : 守護と国人の関係を中心に
- 越後における永正~天文年間の戦乱 : 後上杉政権成立前史
- 伊達・上杉・長尾氏と室町公方 : 通交文書ノート
- 戦国通交文書の一側面
- 足利直義の立場 : その一 軍勢催促状と感状を通じて
- 足利直義の立場 : その二 裁許状を通じて
- 足利直義の立場 : その三 足利直義・私論
- 観応擾乱 : 南北朝内乱の第二段階
- 南北朝期仙台地域の政治状況概観
- 以仁王「令旨」試考
- 石母田正氏「文治二年の守護地頭停止について--吾妻鏡の本文批判の試み(その二)--」を読んで
- 御成敗式目第四二条の理解についての一つのメモ : 鎌倉幕府法と百姓
- 中世後期武家の贈答おぼえがき
- 義教とその室
- 後鑑
内容説明・目次
内容説明
中世史研究の第一人者が、数多の史料を駆使して描く中世史像。長尾為景の上杉氏打倒、足利尊氏と直義の確執。暗雲立ちこめる戦乱の世を生き抜いた人物とその政治的背景を、綿密な史料批判と鋭い解釈によって解明する。
目次
- 1 越後中世史と上杉家文書(越後における守護領国の形成—守護と国人の関係を中心に;越後における永正〜天文年間の戦乱—後上杉政権成立前史 ほか)
- 2 南北朝内乱史の一齣(足利直義の立場;観応擾乱—南北朝内乱の第二段階)
- 3 史料の批判と解釈(以仁王〈令旨〉試考;石母田正氏「文治二年の守護地頭停止について」 ほか)
「BOOKデータベース」 より