原郷の「満洲」
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書誌事項
原郷の「満洲」
文游社 , 影書房 (発売), 1995.4
- タイトル読み
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ゲンキョウ ノ マンシュウ
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注記
初出一覧: p307-309
内容説明・目次
内容説明
著者は大連に生まれ、吉林、「奉天」と移り住み、敗戦の夏は「奉天一中」の二年生であった。翌年の秋、十五歳の著者は初めて日本の土を踏む。「引揚者」という名の難民であった著者は、極貧の生活のなかから旧植民男での成功者であった父、「日本人」との「血」を思い、被支配者であった中国・朝鮮人の「水」の濃さに人間の尊厳を学んだ。本書は著者の思念の原郷である「満州」を検証し、戦後五十年の意味を問うたものである。
目次
- 命日のない旅路—村井ツヤ
- リーダーの報酬—城戸博夫妻
- 血と水のつながりのなかから
- 終りから始まる
- 井上光晴さんとの三十年
- 私の戦後五十年
「BOOKデータベース」 より