「敗者」の精神史
著者
書誌事項
「敗者」の精神史
岩波書店, 1995.7
- タイトル別名
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敗者の精神史
- タイトル読み
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ハイシャ ノ セイシンシ
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注記
主要参考文献: p557-572
内容説明・目次
内容説明
淡島椿岳・寒月、大橋佐平・新太郎、土田杏村など、明治維新以後に形成された階層秩序から離れて、もうひとつの日本をつくりあげて来た人々がいる。また、吉野作造は明治文化研究会などを通じて多様な魅力ある人々とつながっていた。本書は「敗者」の視点で近代日本を見つめてきた彼らの生き方の中から、今日われわれが学ぶべき知的ラディカリズムの原点を発掘する。
目次
- 1 明治モダニズム
- 2 近代におけるカルチャー・センターの祖型
- 3 軽く、そして重く生きる術
- 4 明治大正の知的バサラ
- 5 敗者たちの生き方
- 6 敗者たちへの想像力
- 7 明治出版界の光と闇
- 8 青い眼をした人形と赤い靴はいてた女の子の行方
- 9 二つの自由大学運動と変り者の系譜
- 10 大正日本の「嘆きの天使」
- 11 小杉放庵のスポーツ・ネットワーク
- 12 「穢い絵」の問題
- 13 西国の人気者
- 14 幕臣の静岡
「BOOKデータベース」 より