ノイズ : 音楽/貨幣/雑音
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書誌事項
ノイズ : 音楽/貨幣/雑音
みすず書房, 1995.7
- : 新装版
- タイトル別名
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Bruits : essai sur l'économie politique de la musique
ノイズ : 音楽貨幣雑音
- タイトル読み
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ノイズ : オンガク カヘイ ザツオン
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音楽/貨幣/雑音
1985
限定公開 -
音楽/貨幣/雑音
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注記
原書 (Presses de France, c1977) の翻訳
「音楽/貨幣/雑音」 (1985年刊) の改題
文献一覧: 巻末p[1]-6
内容説明・目次
内容説明
音楽と貨幣と雑音と…。その間に存在する不思議な関係。古代ユダヤのカントル、中世の大道放浪芸人ジョングルール、パトロンお抱えのミンストレル、天才作曲家モーツァルトとバッハ。現代ロックのジミー・ヘンドリックス、さらにショービジネスのスターに至るまで、彼ら音楽家とその音楽は、音楽の力以外の力、貨幣や儀礼などの「検閲」のもとにおかれていると著者は言う。さらに言うまでもなく、音楽は、雑音の組織化かつ世界知覚の道具である、と。そして今、音楽はかつてないほどわれわれの生の一部となりきっている。オブジェ(商品)へと方向づけられ、大量消費のシンボルたらんとする「音楽」。本書は、それぞれの時代と社会の発信する可聴周波数でいる「ノイズ/音楽」をテーマとした音楽史であり、同時に“ブリューゲル”的世界を今日の現実から聴き取ろうとする文明論でもある。
目次
- 聴く
- 供える
- 演奏する
- 反復する
- 作曲する
「BOOKデータベース」 より