志ん生一代
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書誌事項
志ん生一代
(中公文庫, ゆ2 17,
中央公論社, 1995.8
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- タイトル読み
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シンショウ イチダイ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122023895
内容説明
十歳になるやならずで酒と博奕を覚えた孝蔵(後の志ん生)が、唯一夢中になれたものが落語だった。二十歳で弟子入り、芸を磨くに余念はないが、飲む打つ買うの三拍子にずぼらな性分が加わり、周囲に迷惑のかけ通し。師匠の羽織を飲みつぶし、酔いつぶれて寄席の高座をすっぽかし…。芸の方はいっこうに芽が出なかったが、いつかは立派な芸人になってやる、という思いは本物だった。
目次
- 朝太初旅
- 前途茫漠
- 二つ目
- 真打
- 講釈師
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122023901
内容説明
酒のしくじりで寄席に出られなくなった孝蔵は、落語以外に自分の生きる道はないと痛感。高座復帰後は少しずつ人気も上昇し、昭和十四年、念願の五代目古今亭志ん生を襲名。戦後は名人・文楽と並び称される存在になり、飲む打つ買うは相変らずながら生活も安定していくが、逆に下積み時代の仲間が次々とこの世を去っていき、脳出血で倒れた志ん生も次第に高座から遠ざかってゆく…。
目次
- どん底
- 業平橋
- 代わり目
- 満州ご難
- 火焔太鼓
- 晩年
「BOOKデータベース」 より