Bibliographic Information

悲劇の死

ジョージ・スタイナー著 ; 喜志哲雄, 蜂谷昭雄訳

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 1995.9

Other Title

The death of tragedy

Title Transcription

ヒゲキ ノ シ

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Note

底本: 「悲劇の死」(筑摩書房, 1979年6月刊)

Description and Table of Contents

Description

悲劇はわれわれに向って、理性と秩序と正義との領域は恐ろしく限られていること、また、われわれの科学や技術の力がどれほど進歩してもこの領域が拡がりはしないことを、教えてくれる。人間の外と内には「他者」が、世界の「他者性」がある。ところが、古代ギリシアのアイスキュロスからシェイクスピアを経てラシーヌまでは勢いがあった、社会生活と想像力的生活とのある本質的な要素—悲劇を生み出す基本的要素—が、17世紀以後は西洋の意識から脱落してしまった。なにゆえに、17世紀は悲劇の歴史における「大分水嶺」となったのだろうか。文芸批評の枠をこえて、近代がもたらした「経験」の変容を活写する。

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Details

  • NCID
    BN1308371X
  • ISBN
    • 9784480082251
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    421, 21p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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