風呂とエクスタシー : 入浴の文化人類学
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風呂とエクスタシー : 入浴の文化人類学
(平凡社選書, 159)
平凡社, 1995.9
- タイトル読み
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フロ ト エクスタシー : ニュウヨク ノ ブンカ ジンルイガク
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注記
文献: p302-307
内容説明・目次
内容説明
壮麗な古代ローマの大浴場と、その娯楽性を継承したイスラームの風呂、心身の清浄・鍛練をはかるギリシャのギムナシウム、苦行・儀式と組み合わされたアメリカ・インディアンの熱気浴、民族のアイデンティティーとしてのフィンランドのサウナ、病気治療として伝播していったインドの仏典にみられる入浴法、中国の「浴堂」と朝鮮半島の「汗蒸」、日本の「風呂屋」「湯屋」…人は風呂にさまざまな意味を見出し、それぞれにふさわしい装置を創出してきた。まさに百花繚乱ともいうべき世界の風呂のありようとその系譜をたどり、「恍惚」=シャーマニズムとの関連において原初のなりたちに至る、画期的な労作。
目次
- 第1章 風呂とは何か
- 第2章 アメリカ大陸の風呂
- 第3章 ユーラシア西部の風呂
- 第4章 アジア・アフリカの風呂
- 第5章 風呂は恍惚にあり
- 第6章 風呂の意味
「BOOKデータベース」 より