書誌事項

対談

(中上健次発言集成 / 中上健次著 ; 柄谷行人, 絓秀実編, 1-4)

第三文明社, 1995.10-1997.2

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

タイトル読み

タイダン

大学図書館所蔵 件 / 83

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784476031898

内容説明

現代日本の最も先鋭な作家中上健次が遺す全発言から単行本未収録発言を集成。

目次

  • 破滅と抑制—作家にとっての環境(丸山健二)
  • 物語世界に逆巻く風(五木寛之)
  • 物語の源泉(津島佑子)
  • 作家と「責任」(野間宏)
  • われら二人、この生ぬるい時代に屹立する(立松和平)
  • 悩む肉体・悩まない肉体—「肉体」の現在を問う(唐十郎)
  • 母の地勢学—文学の現在(尹興吉)
  • 血と風土の根源を照らす—『地の果て、至上の時』をめぐって(小島信夫)
  • マルチ物語論—『今昔物語集』と『宇治拾遺物語』をめぐって(川村二郎)
  • 同窓の頃の健次くん—紀州・初恋・恋愛詩(田村さと子)
巻冊次

2 ISBN 9784476031966

内容説明

巨大な空洞としてのバブル社会の襲来と壊滅を予見し戦後言説空間の閉域を撃つ。

目次

  • 大正行動隊と路地の論理—『無の造型』をめぐって(谷川雁)
  • 中世ヨーロッパ・被差別民・熊野(阿部謹也)
  • 混風と声(吉増剛造)
  • 今こそ等身大の「昭和史」を語れ(安岡章太郎)
  • 暴力と性、死とユートピア—シナリオ『火まつり』と小説のあいだ(上野千鶴子)
  • 物語とは何か—一回限りの神殺し(藤井貞和)
  • 非行・戦後史・飽食日本(西部邁)
  • 三浦和義の「物語」と「現実」(木村駿)
  • 三島由紀夫の「復活」(坂本龍一)
  • 転生・物語・天皇—三島由紀夫をめぐって(四方田犬彦)
  • ゾーンを生きる文学(ノーマ・フィールド)
  • 日本という収容所列島(今村仁司)
巻冊次

3 ISBN 9784476032031

内容説明

昭和の終焉と冷戦構造崩壊。’89年への激動の三年間—デリダに始まる11篇の対談。

目次

  • 穢れということ(ジャック・デリダ)
  • 本当の歌にあいたい(都はるみ)
  • 川端康成の妖と気(辻井喬)
  • 感性について(島田雅彦)
  • 今、言葉は生きているか(江藤淳)
  • さてもめずらし河内や紀州(朝倉喬司)
  • 「マハーバーラタ」の音の森で(ピーター・ブルック)
  • 南の熱い文学 大いなる母とマチョの世界(野谷文昭)
  • 天皇裕仁のロゴス(岡野弘彦)
  • 一つは音、一つは光、もう一つは色(陳凱歌)
  • 批評的確認 昭和をこえて(柄谷行人)
巻冊次

4 ISBN 9784476032062

内容説明

中上健次が最後に行なった柄谷行人との対談(91年秋)を含む晩期二年間の11篇収録。

目次

  • 日本文学の枠を超えて—『ベトナムから遠く離れて』を中心に(小田実)
  • ロシア、大いなる「問い」(レフ・ドージン)
  • 存在の耐えがたきサルサ(村上龍)
  • 女と男の関係性を超えて(松浦理英子)
  • 東アジアの新しい世界観(金芝河)
  • 知識の散財・想像力の解放—南方熊楠をめぐって(谷川健一)
  • 今、書くことのはじまりにむかって(金井美恵子)
  • アラブをめぐるヨーロッパと日本(浅田彰)
  • 湾岸危機と孤立する日本(本田靖春)
  • 映画・差別・新宿(北野武)
  • 路地の消失と流亡—中上健次の軌跡(柄谷行人)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN13540640
  • ISBN
    • 4476031897
    • 447603196X
    • 4476032036
    • 4476032060
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
ページトップへ