毒薬の誕生
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書誌事項
毒薬の誕生
(角川選書, 267)
角川書店, 1995.10
- タイトル読み
-
ドクヤク ノ タンジョウ
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内容説明・目次
内容説明
しばしば歴史の裏舞台に登場する毒と人類の関わりは古い。毒矢や魔女の媚薬にはじまり、毒薬や毒ガスなど負の面で用いられてきた一方で、人類は毒の成分を医薬などに有効利用してきた。生命を脅かす毒の力を認識し、制することによって、人類は生き残ってきたともいえる。毒のもつショッキングなイメージにとらわれることなく、毒と人との歴史をたどり、人々を陶酔させる麻薬や毒のメカニズム、毒殺の社会史、ミステリーと毒など、毒に冷静なサイエンスの目を向けて、その実体を解きあかす。
目次
- 第1章 魔女と毒薬
- 第2章 陶酔へのアプローチ
- 第3章 神々の毒薬—心をうごかす毒
- 第4章 毒殺の社会史
- 第5章 ミステリーの毒
- 第6章 毒とは何か—毒性発現のメカニズム
「BOOKデータベース」 より