「近代」を人はどう考えてきたか
著者
書誌事項
「近代」を人はどう考えてきたか
(講座世界史 / 歴史学研究会編, 7)
東京大学出版会, 1996.1
- タイトル別名
-
Modernism in intellectual history
近代を人はどう考えてきたか
- タイトル読み
-
「キンダイ」 オ ヒト ワ ドウ カンガエテ キタカ
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注記
内容: 序論 -- 「近代」を人はどう考えてきたか, I: ヨーロッパ近代思想の伝播(1「ヨーロッパ近代思想の導入」-3「他者とユートピア」), II: ヨーロッパ近代思想の転回(1「バークとペイン」-6「J・S・ミルからC・P・ギルマンへ」), III: それぞれの近代のために(1「アレクサンドル・ゲルツェン」-7「柳田国男と南方熊楠」), 執筆者紹介
付: 参考文献ほか
収録内容
- 序論 : 「近代」を人はどう考えてきたか / 小谷汪之 [執筆]
- ヨーロッパ近代思想の導入 : J・S・ミルとアダム・スミスを中心に / 水田洋 [執筆]
- 日本におけるフェミニズムの受容 : 女権・母性・労働 / 水田珠枝 [執筆]
- 他者とユートピア : ギゾー、バックル、スペンサー / 緒形康 [執筆]
- バークとペイン : 理性と革命の時代に / 杉山忠平 [執筆]
- マルクスとトクヴィル : 人間論・社会論・革命論のトリアーデ / 田中治男 [執筆]
- ニーチェ : 文化批判の逆説と困難 / 三島憲一 [執筆]
- ヴァーグナー : ドイツ市民社会と音楽 / 松本彰 [執筆]
- デューイ : 新たなフロンティアの発見 / 鵜木奎治郎 [執筆]
- J・S・ミルからC・P・ギルマンへ : 近代フェミニズムの展開 / 安川悦子 [執筆]
- アレクサンドル・ゲルツェン : その「社会主義」と「歴史哲学」 / 外川継男 [執筆]
- アフガーニー : 東方の連帯・イスラームの復興 / 小杉泰 [執筆]
- 判事ラーナデー : 植民地国家とヒンドゥー社会のあいだで / 小谷汪之 [執筆]
- その後の胡適と陳独秀 : 「打倒孔家店」のゆくえ / 横山宏章 [執筆]
- 金玉均から申采浩へ : 朝鮮における国家主義の形成と転回 / 趙景達 [執筆]
- 福澤諭吉 : 文明論とオリエンタリズム / 姜尚中 [執筆]
- 柳田国男と南方熊楠 : 「心意」の視点と「事」の視点 / 小沢浩 [執筆]
内容説明・目次
目次
- 1 ヨーロッパ近代思想の伝播(ヨーロッパ近代思想の導入;日本におけるフェミニズムの受容;他者とユートピア)
- 2 ヨーロッパ近代思想の転回(バークとペイン;マルクスとトクヴィル;ニーチェ ほか)
- 3 それぞれの近代のために(アレクサンドル・ゲルツェン;アフガーニー;判事ラーナデー ほか)
「BOOKデータベース」 より