個人について
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書誌事項
個人について
(叢書・ウニベルシタス, 517)
法政大学出版局, 1996.1
- タイトル別名
-
Sur l'individu
- タイトル読み
-
コジン ニ ツイテ
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注記
原著(Éditions du Seuil, 1987)の全訳
1985年10月22-24日ロワイヨーモンにおいて開催されたシンポジウム『個人について』の報告書
参考文献: p169-170
内容説明・目次
内容説明
最新の科学と哲学の成果を結集して、今日において「個人」がおかれている状況を多角的に考察し、「社会正義」を越える新たな「個人主義」の構築をめざす。アメリカの政治哲学者ジョン・ロールズ『正義論』に対する現代フランスの知の最前線からの批判的回答の書。
目次
- 公権力によって核心部を犯された個人
- 都市国家における個人
- 「非政治的」個人主義—トーマス・マンの『考察』における《Kultur》
- 個人と自己同一性
- 子供における文法的な私の出現
- 個体性—生体の自律性
- 神経神話—大脳、個人、種、および社会
「BOOKデータベース」 より