プルーストと同性愛の世界

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プルーストと同性愛の世界

原田武著

せりか書房, 1996.1

タイトル読み

プルースト ト ドウセイアイ ノ セカイ

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注記

文献: p337-346

内容説明・目次

内容説明

フィリップ・アリエスは同性愛こそ「純粋状態でのセクシュアリテ」だといった。ジル・ドゥルーズは、プルーストにおいて同性愛が「愛の真実である」とみなした。大作『失われた時を求めて』を精査しつつ、「同性愛」の多様、多彩な世界を文化史的視座から浮き彫りにする。

目次

  • 序章 あえてその名を告げぬ愛
  • 第1章 ゲイ小説としての『失われた時を求めて』
  • 第2章 時代的背景
  • 第3章 母親は同性愛の原因となるか
  • 第4章 ユダヤ人であることとゲイであること
  • 第5章 キリスト教と同性愛
  • 第6章 社会における同性愛
  • 第7章 美意識豊かなナルシストたち
  • 第8章 サド・マゾヒズムについて
  • 終章 文学の主題としての同性愛

「BOOKデータベース」 より

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