書誌事項

ニコライ・ゴーゴリ

V. ナボコフ著 ; 青山太郎訳

(平凡社ライブラリー, 136)

平凡社, 1996.2

タイトル別名

Nikolai Gogol

タイトル読み

ニコライ ゴーゴリ

大学図書館所蔵 件 / 80

注記

紀伊国屋書店 1973年刊の再刊

年譜: p234-241

内容説明・目次

内容説明

著者はゴーゴリに貼られているさまざまのレッテルを剥がし、一切の文学史的先入見を捨てて、ひたすら作品そのものに迫ろうとしている。ロシア文学における永遠のテーマのひとつ、ポーシロスチに関する論は貴重であり、また『死せる魂』第一部完成以後の時期をはっきり創作力減退の時期とする指摘も鋭い。ユモリスト、サチリスト、リアリストとしてのゴーゴリ像に執拗な反駁を加えながらも、著者は彼自身のゴーゴリ像なるものを何らかのドグマとしてうち立てようとはしていない。そうしたやり方は所詮ゴーゴリ像の新たな固定化を招来するにすぎないと承知しているかのごとくである。彼の批評はあくまで作品そのものとの深い接触をとおして、ゴーゴリというこのとてつもない世界の存在を読者にうかがわせること、読者をしてこの世界の前に素手で立たせることである。

目次

  • 1 死と青春
  • 2 政府の亡霊—『検察官』
  • 3 われらがミスター・チチコフ—『死せる魂』
  • 4 教え導く者
  • 5 仮面の神化—『外套』

「BOOKデータベース」 より

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