エキリ物語 : GHQと日本の医師たち
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エキリ物語 : GHQと日本の医師たち
(中公新書, 1289)
中央公論社, 1996.2
- タイトル読み
-
エキリ モノガタリ : GHQ ト ニホン ノ イシ タチ
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注記
「エキリ物語」文献: p269-281
内容説明・目次
内容説明
昭和20年8月、敗戦国日本を統治するため設置されたGHQの公衆衛生福祉局長サムスにとって最も重要だったのは、コレラやチフスなどの伝染病を食いとめるための防疫活動であった。日本人の体力が衰え、医薬品はもとより食料品さえ不足するなかでサムスの強引なキャンペーンが始まる。しかし、夏、こどもたちを襲うエキリの原因は不明であった。アメリカから派遣された三人の医師団と日本人医師たちの国境を越えた協力が始まる。こどもたちの命を守れ。謎の伝染病と戦った日米の医師たち。
目次
- 日本占領
- エキリと眠り病
- シンシナティ小児病院から日本へ
- GHQの思惑
- さいしょの決断
- 濃紫の紫陽花
- はじめて見るエキリ
- 困窮の病舎
- 夏の終わり
- もう一度〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より