独歩と藤村 : 明治三十年代文学のコスモロジー
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独歩と藤村 : 明治三十年代文学のコスモロジー
有精堂出版, 1996.2
- タイトル読み
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ドッポ ト トウソン : メイジ サンジュウネンダイ ブンガク ノ コスモロジー
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内容説明・目次
内容説明
本書は、独歩論を中心として、藤村・花袋ほか明治三十年代文学をひろく展望した、きわめて清新な近代文学論である。
目次
- 国木田独歩論(「小民史」の行方・「社会」への眼差—独歩文学を貫くもの(1);二人の「私」・もう一つの「小民史」—独歩文学を貫くもの(2);「武蔵野」の周縁—藤村にふれて ほか)
- 明治三十年代文学論(「郊外」像の発見にそって;車窓の風景・「眼」の解放;「男三郎事件」の波紋といわゆる「癩文学」と ほか)
- 明治三十年代文学論—島崎藤村の場合(二重写しの「風景」・そして「実の世界」へ—「詩文集」という制度から;「千曲河畔の物語」—「野獣のような」ものから「生活者」へ;『破戒』とその周縁—「社会」・「宗教」・「教育」)
「BOOKデータベース」 より