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ヘテロトピアの思考

上村忠男著

(ポイエーシス叢書, 33)

未來社, 1996.3

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ヘテロトピア ノ シコウ

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Description and Table of Contents

Description

ユートピアのような非在の場所ではなく、実在の場所でありながら他のすべての実在の場所に異議を唱える反場所、ヘテロトピア。現代世界における境界知識人、E・サイードをめぐる表題論考を端緒に三木清とヘーゲルにおける「関係と超越」、国家総動員体制の思想的根拠、さらには、映画『ショアー』が提起する歴史の「記憶」と「証言」の問題まで、ヘテロトピア的立場から近代知を批判し言説の異他なる反場所を模索する人文諸科学への最新メッセージ。

Table of Contents

  • ヘテロトピアの思考
  • 言説の異他なる反場所へ
  • 絶対の無はいずこに
  • ヘーゲル論理学の「失われた弁証法」をめぐって
  • 全体国家とエコポリティクスの思想
  • 凍てついた記憶
  • 映画『ショアー』に見る「状況の演劇」の現在
  • 歴史と証言
  • 炸裂する歴史認識
  • 同一性への欲望と「外部」の思考〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BN14075160
  • ISBN
    • 4624932331
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    254p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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