イソップ寓話の世界
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イソップ寓話の世界
(ちくま新書, 063)
筑摩書房, 1996.3
- タイトル読み
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イソップ グウワ ノ セカイ
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注記
参考文献: p218-225
古典および参考資料(索引を兼ねる): p226-238
内容説明・目次
内容説明
イソップの動物寓話は、子ども向けの人生訓話としてなじみ深いものである。けれども、ほぼ同時代のソクラテスやアリストパネス、ヘロドトスなどによってすでに真剣な考察の対象とされたように、そこには読み手の立場によって多様な解釈を許容する、奥行きをもった世界が展開されている。では、イソップとは誰なのか。それはいかなる経緯によって成立し、流布されていったのだろうか。先行文明としてのメソポタミアやエジプトをも視野に入れながら、イソップ寓話をとりまく謎に迫る。
目次
- 第1章 イソップ寓話とは
- 第2章 寓話の起源
- 第3章 イソップの生涯
- 第4章 寓話の歴史の三区分
- 第5章 イソップ以前—ギリシアの場合
- 第6章 ギリシア作家とイソップ寓話
- 第7章 イソップ以前—日本の場合
「BOOKデータベース」 より