北方諸民族の世界観 : アイヌとアムール・サハリン地域の神話・伝承

書誌事項

北方諸民族の世界観 : アイヌとアムール・サハリン地域の神話・伝承

荻原眞子著

草風館, 1996.2

タイトル別名

Essays on ideas and beliefs among the northern peoples : myths and tales of the Ainu, natives of Amur-Sakhalin region

アイヌとアムールサハリン地域の神話伝承

タイトル読み

ホッポウ ショミンゾク ノ セカイカン : アイヌ ト アムール サハリン チイキ ノ シンワ デンショウ

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注記

参考文献: p488-507

内容説明・目次

内容説明

本書はユーラシアの北方諸民族に対する民族学的な関心から出発し、特にアイヌと周辺民族の文化の比較研究を志しながら、その方法論を模索したものである。アイヌおよびその文化に対する関心と研究には長い歴史があり、アイヌに向けられる社会的な関心は今日ますます大きくなりつつある。ユーカラにとどまらず、アイヌの口承文芸は多くのジャンルからなる豊かな伝承世界を呈示している。本稿は、これらのアイヌの口承文芸を、近接したアムール・サハリン地域の諸民族の神話伝承と比較研究をした画期的業績である。

目次

  • 第1部 創世神話(射日神話;兄妹始祖神話)
  • 第2部 虎、熊、シャチ—「主」の観念と世界観をめぐって(虎、熊、天神、狩猟神;シャチと水界の「主」;双子崇拝と狩猟民の世界観)
  • 第3部 アイヌの口承文芸—神謡kamui‐yukarの考察(巫謡とシャマンの歌;仮面仮装と狩猟儀礼をめぐって;アイヌの神謡—動物説話の類型;アイヌの神謡—神謡成立の可能性)

「BOOKデータベース」 より

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