コントとデュルケームのあいだ : 一八七〇年代のフランス社会学

書誌事項

コントとデュルケームのあいだ : 一八七〇年代のフランス社会学

山下雅之著

木鐸社, 1996.2

タイトル別名

コントとデュルケームのあいだ : 1870年代のフランス社会学

La sociologie française entre Auguste Comte et Emile Durkheim : le conflit entre la science et la morale

タイトル読み

コント ト デュルケーム ノ アイダ : センハッピャクシチジュウネンダイ ノ フランス シャカイガク

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注記

パリ=ソルボンヌ大学(1993)で博士号を授与された論文「La sociologie française entre Auguste Comte et Emile Durkheim : le conflit entre la science et la morale」を翻訳したもの

文献リスト: 巻末pi-vi

内容説明・目次

内容説明

社会学のアイデンティティーを求めて。コント亡き後弟子達は二派に分裂した。一方はE・リトレを中心に実証哲学、他方はP・ラフィットを中心に西洋評論に拠り、前者は社会現象の規則性を捉える科学、後者は愛他主義に基づく社会道徳と実践を強調する。それは同時に総合化に至るプロセスであった。

目次

  • 第1部 雑誌『実証哲学』—社会学の新たな概念に向かって(『実証哲学』の特徴;政治経済学の影響;統計学の影響;社会学そのものの発展;社会学と生物学—協同から分離へ;実証主義社会学の行き詰まりと雑誌『実証哲学』の終わり)
  • 第2部 コントの忠実な弟子たちと雑誌『西洋評論』(実証主義の実践的、道徳的関心;実証主義の政治的関心;正統派実証主義から見た生物学と民族学;ある忠実な実証主義者によるリトレへの批判;結論)

「BOOKデータベース」 より

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