書誌事項

火の壁

伊野上裕伸著

文芸春秋, 1996.4

タイトル読み

ヒ ノ カベ

大学図書館所蔵 件 / 19

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

その男は五度の火災に見舞われた…。現役の保険調査員が描く異色ミステリー。第13回サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。保険調査員の相沢志郎は、十年の間に五度火災に見舞われ、そのたびに保険金を手にしてきた礼つき男の調査に乗り出す。前回の調査に携わった先輩調査員は失踪していた。保険金狙いの放火は、証拠となる仕掛けが燃えてしまうという点で、物的証拠に重点を置く今の裁判制度の盲点を突く、憎むべき犯罪である。警察も手を出しあぐねている男をどうやっておとすのか…。緻密な描写で保険業界の実態を描くインシュアランス・ミステリーの傑作。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN14183028
  • ISBN
    • 4163162305
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    270p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
ページトップへ