有島武郎 : 虚構と実像
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有島武郎 : 虚構と実像
有精堂出版, 1996.5
- タイトル読み
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アリシマ タケオ : キョコウ ト ジツゾウ
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内容説明・目次
内容説明
有島武郎の生涯とその年譜的事実の中に鏤められた創作方法確立の契機と創作の媒材について、真摯・着実な研究で知られる著者がテキストに即して犀利に分析、創作と思想の核心、虚構と作家の実像との関わりのあり方を浮き彫りにした。有島への惜みなき愛の書かしめた研究論文集。
目次
- 1 有島武郎の創作方法(作家有島武郎の出発—『宣言』;離教追認と自立の表明—『迷路』 ほか)
- 2 作品研究(『カインの末裔』覚え書;『平凡人の手紙』覚え書 ほか)
- 3 創作活動の周辺(「大謀反者」と大逆事件—1910年、有島武郎の二つの暗鬱;『或る女』後編の成立—自筆原稿による二、三の考察 ほか)
「BOOKデータベース」 より