コートヤード・ハウジング
著者
書誌事項
コートヤード・ハウジング
（住まい学大系, 075）
住まいの図書館出版局 , 星雲社 (発売), 1996.4
- タイトル別名
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Courtyard housing in Los Angeles : a typological analysis
- タイトル読み
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コートヤード ハウジング
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注記
写真: J・シュールマン
参考文献: p296-298
内容説明・目次
内容説明
ロス・アンジェルスには、今世紀初頭の建築遺産である「中庭型」形式の集合住宅が今も数多く残る。本書では、特徴ある七タイプの事例を取り上げ、合計二八棟の中庭型集合住宅を類型学的に分析。これら多様な事例から街路、前庭、中庭を通り抜け玄関にいたるアプローチまでの空間構成の考え方、住棟の内部空間と構成、外部空間との関係などを分析、解りやすい実測図と解説を加えている。その背景として、アメリカにおける建築と都市のあり方を語りつつ、カリフォルニアの気候・風土が都市に良き影響をおよぼし、人間的な親しみやすいコミュニティを形成してきた過程を克明に描いている。「中庭」という空間を通して「集・住」の原点を解き明かしながら、従来の「中庭」と「集合住宅」のイメージを一挙に払拭し、これからの建築・都市デザインに大きな示唆を与えるケイス・スタディ。
目次
- １ 類型としての中庭型の集合住宅
- ２ 類型学的な定義と展開
- ３ 集合住宅のもうひとつの伝統
- ４ ケイス・スタディ
- ５ 様式と類型
- ６ 中庭型の課題
「BOOKデータベース」 より