西行
著者
書誌事項
西行
(新潮文庫, し-20-2)
新潮社, 1996.6
- タイトル読み
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サイギョウ
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注記
西行関係略年表:p[306]-[307]
内容説明・目次
内容説明
ねがはくは花のしたにて春死なむそのきさらぎの望月の頃—23歳で出家し、1190年2月73歳で寂すまで平安末期の動乱の世を生きた西行。その漂白の足跡を実地にたどりつつ、歌の読み込みに重点を置き、ゆかりの風物風土の中で味わうことによって自ずと浮かび上がってくる西行の人間的真実。待賢門院への思いなど、謎に満ち、伝説化された歌聖の姿に迫り、新たな西行像を追求する。
目次
- 空になる心
- 重代の勇士
- あこぎの浦
- 法金剛院にて
- 瑳峨のあたり
- 花の寺
- 吉野山へ
- 大峯修行
- 熊野詣
- 鴫立沢
- みちのくの旅
- 江口の里
- 町石道を往く
- 高野往来
- 讃岐の院
- 讃岐の旅〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より