自我論集
著者
書誌事項
自我論集
(ちくま学芸文庫, [フ-4-1])
筑摩書房, 1996.6
- タイトル別名
-
Gesammelte Werke
- タイトル読み
-
ジガロンシュウ
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注記
原著 (Imago publishing, 1940) からの翻訳
内容説明・目次
内容説明
「わたし」の意識はわたしが知らずにいる無意識によって規定されている。「意識」には「無意識」を、「理性」には「リビドー」を対置して、デカルト以来のヨーロッパ近代合理主義に疑問符をつきつけたフロイト。「自我」(「わたし」)を「意識」「前意識」「無意識」という構造として理解しようとした初期の論文から、それを巨大な「エス」の一部ととらえつつ「超自我」の概念を採用した後期の論文まで、フロイト「自我論」の思想的変遷を跡づけた。「欲動とその運命」「抑圧」「子供が叩かれる」『快感原則の彼岸』『自我とエス』「マゾヒズムの経済論的問題」「否定」「マジック・メモについてのノート」の8編を、新訳でおくる。
目次
- 欲動とその運命
- 抑圧
- 子供が叩かれる
- 快感原則の彼岸
- 自我とエス
- マゾヒズムの経済論的問題
- 否定
- マジック・メモについてのノート
「BOOKデータベース」 より