日本の刑事裁判 : 冤罪・死刑・陪審
著者
書誌事項
日本の刑事裁判 : 冤罪・死刑・陪審
(中公文庫, い-72-1)
中央公論社, 1996.8
- タイトル別名
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日本の刑事裁判 : 冤罪死刑陪審
- タイトル読み
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ニホン ノ ケイジ サイバン : エンザイ・シケイ・バイシン
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注記
「病める裁判」(文芸春秋 1989年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
被疑者はなぜ虚偽の自白をするのか、国家は人を処刑しうるのか、日本で陪審制度が嫌われる理由は…。三十年間裁判官を務めた渡部氏と、復帰前の沖縄で陪審員の経験を持つ伊佐氏が、誤審や死刑制度など、日本の刑事裁判が本質的に抱える後進性を、具体的な事件をあげながら徹底的に論じた対談集。
目次
- 第1章 冤罪はどうして起きるか
- 第2章 「目撃証言」は信用できるのか
- 第3章 裁判官は「シャバの風」を知らない
- 第4章 状況証拠こそ最良の証拠
- 第5章 真実の供述はツバメ型
- 第6章 裁判所には地獄部と極楽部がある
- 第7章 真犯人が出ても覆らない有罪判決
- 第8章 国家は人を処刑しうるか
- 第9章 「死刑」こそ野蛮の証明
- 第10章 なぜ嫌われる陪審制
- 第11章 陪審制は誤判を救済する
- 第12章 刑事裁判再生への道
「BOOKデータベース」 より