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近代日本精神史論

坂本多加雄 [著]

(講談社学術文庫, [1246])

講談社, 1996.9

タイトル別名

近代日本精神史論

タイトル読み

キンダイ ニホン セイシン シロン

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内容説明・目次

内容説明

未開ならぬ半開の日本を文明段階に早急に導くことを使命とした福沢諭吉。国際社会は文明の進歩ではなく力の闘争が展開される場で、日本の地位をいかに向上させるかを課題とした徳富蘇峰。これら代表的思想家の言説を中心に、明治、大正、昭和の思潮を解説。英雄崇拝的心情を培った明治、快楽主義の「耽溺青年」を生んだ大正、「近代の超克」が強調された昭和の「近代日本精神史」を辿る文庫オリジナル。

目次

  • 第1部 明治・大正・昭和の思潮(近代日本の時間体験;「企業者」観念の発見と日本の伝統;「英雄」の時代とその終焉;「思想」への不信から「言葉」への信頼へ)
  • 第2部 歴史の中の思想家(福地桜痴と明治維新;徳富蘇峰とジャーナリズム;中江兆民とフランス革命)

「BOOKデータベース」 より

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