『罪と罰』を読む : 「正義」の犯罪と文明の危機

書誌事項

『罪と罰』を読む : 「正義」の犯罪と文明の危機

高橋誠一郎著

刀水書房, 1996.6

タイトル読み

ツミ ト バツ オ ヨム : セイギ ノ ハンザイ ト ブンメイ ノ キキ

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注記

文献:p191〜194 ドストエーフスキイ関連年表:p200 ナポレオン関連年表:p201

内容説明・目次

内容説明

文明論的視点で『罪と罰』を解読する。混迷の19世紀ロシア。『罪と罰』の若き主人公は、「良心」に従って完全犯罪をたくらみ、「殺人」に踏みきった。同時代を生きたシャーロック・ホームズを手がかりに犯罪の謎と隠された思想的背景を探り、現代に直結する近代西欧文明の問題点に迫る。

目次

  • 序章 過渡期の時代
  • 第1章 犯罪へのいざない
  • 第2章 謎としての自己—感情と身体の問題
  • 第3章 自己の鏡としての他者
  • 第4章 隠された理念—非凡人の理論
  • 第5章 他者との闘争
  • 第6章 他者とのつながり
  • 第7章 自然の認識
  • 終章 良心に従って殺すことは可能か

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN15039504
  • ISBN
    • 4887081979
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiii,206p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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